最先端の技術を駆使して世界レベルの資産運用を全自動化するロボット投資。スマートフォン1つあれば投資ができるということでスマホ分散投資とも呼ばれているそうです。
いくつかの質問に答えただけで、人工知能が資産運用を行ってくれる投資サービス。
お金を預けて運用方針を決めると、人工知能がアルゴリズムに沿って銘柄の選定から売買のタイミングまで決めて運用してくれるため、仕事や家事をしていても自動で投資を行えます。
それらをすべて自動で行ってくれるのが「WealthNavi(ウェルスナビ)」というシステムです。資産運用の基本でもある積立・分散・長期運用をすべてサポートしてくれます。
また、ロボット投資は、大きく分けて投資アドバイス型と投資一任型の2つの型があります。
投資アドバイス型の場合、ユーザーの好みに合わせて運用のアドバイスをするので、実際にはユーザーが運用することになります。
投資一任型では、アドバイスから運用管理まですべてロボットが行うため、初心者向きといえるでしょう。
必要なもの | 投資資金・インターネット環境 |
---|---|
必要なスキル | 特になし |
行うこと | 特になし |
収入 | 積立金+α |
ロボット投資のメリットデメリット
通常自分で投資を行うとなれば投資に関する知識を得る必要がありますし、毎日相場のチェックもしなければならないため、仕事や学校などで忙しいと投資が難しくなります。
その点ロボット投資であれば、知識や時間がなくてもすべての資産運用をロボットに任せておけばよいので気軽に始められるでしょう。
通常の投資の中には、出金する際に数週間ほどかかるものがありますが、ロボット投資の場合は出金申請を行ってから3営業日前後と出金がとても早いのも魅力です。
ロボット投資は売買のタイミングを考える必要もなく、初期投資10万円、自動積立が月1万円(ウェウスナビの場合)からという少額での投資ができるものもあるため、時間に余裕がないけれど余ったお金で投資を始めたいという人にピッタリの投資方法といえるでしょう。
まず投資するときに手数料がかかることです。ロボアドバイザーを使用するのに必要な手数料や、信託報酬など業者によっても異なりますが、ほとんどの業者が運用額の1%前後の手数料がかかるといわれています。
信託報酬はロボット投資に限らず、個人で投資信託をするときにも必ずかかってくるもので、選んだ商品によっても変わってきます。
また、ロボット投資は年単位の長期的な運用を想定しているため、短期間での利益は期待できません。数か月単位でみるとマイナスになることもあるため、ハイリターンを望んでいる人には向かないといえるでしょう。
ある程度大きな金額を預けられないと恩恵は殆どありません。
ロボット投資の場合、NISA口座のように非課税での運用ができないのもデメリットです。
ロボット投資は副業で簡単に行える投資のようですが、当然メリットばかりではないため、デメリットも考えたうえで投資を行うようにしましょう。
ロボット投資の評判や口コミ
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