ホームヘルパーは自宅で暮らしているお年寄りの身の回りのお世話することであり、生活における援助と共に、思うように動けない方の身体介護がメインです。
訪問介護員とも呼ばれています。
日常生活を送る中で必要な、食事の支度や買いものに洗濯、住まいの掃除などの援助が生活援助の内容になります。
高齢化社会により年々需要が増えている仕事です。日本の6割の施設で人手不足ということもあり非正規の雇用が増えています。
そのため、非正規の雇用者を増やす事務所も徐々に増えており、副業としても需要が増えてきている職種です。
ホームヘルパーは通常平日の日中が勤務時間となっていますが、土日・早朝・夜間といった時間帯でサービスを行っている事務所もあります。
そういった事務所を利用することで別の仕事と兼業で行っている人も少なくありません。
資格を必要とする仕事ですが、子育てが終わった主婦や本業とは別に仕事をしたい人などが活躍しています。
まだ資格を何も持っていないという人であれば、比較的取得しやすい介護職員初任者研修をまずは目指してみましょう。
報酬相場 | 時給1,000円~ |
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所要時間 | 数時間※日勤・夜勤によって異なる |
必要な資格 | 介護職員初任者研修 |
行うこと | お年寄りの自宅へ伺い介護する |
副業でホームヘルパーをするメリットデメリット
指定日と時間に行くことになりますので、介護などを計画通りに行うことができますので、作業内容としてイレギュラーは起こりにくいため時間の有効活用ができます。
大手企業などでの勤務など人が多いほど人間関係で悩むことがありますが、訪問先へは基本的に1人で出かけて作業をするので、人間関係で疲れてしまうことにもなりません。
責任者とはきちんと連絡を取り合いながらも、訪問先では1人で仕事ができるので気楽です。自分の自由に動けないご老人のサポートの仕事ですから、必要とされる人材であり、そのことも相手にも家族にも伝わります。
感謝をされることも多いのもホールヘルパーであり、やりがいや働き甲斐を感じることができる仕事です。
そうした場合は普通の考えや発言が難しく、心が傷付くようなことを言われたり厳しい言葉を投げかけられることも少なくはありません。お年寄りのことだけではなく、その家族とも良好なコミュニケーションをとる必要があり、円滑にいかないと担当が変わるなど仕事にも支障が出ることがあります。
訪問先のお年寄りの身体が不自由であるほど、ヘルパーの肉体的な負担は大きいです。そのため長期的に体力仕事をすることになるので、腰痛になったり肩こりに悩まされたり、疲労感がなかなか取れなくなることもあります。
資格を持っていない人は介護職員初任者研修が必須
ホームヘルパーに必要な資格でもっとも取得しやすいのが介護職員初任者研修。
副業でホームヘルパーを考えていても、まだ資格を持っていないという人はまず介護職員初任者研修の取得を目指しましょう。
介護職員初任者研修とは、福祉業界への就職に直結する介護福祉系の入門資格です。
初任者研修を修了した方は、高齢者や障害者の自宅を訪問して、
介護サービス(食事・入浴・排泄・衣服の着脱など)や、生活援助サービス(調理・洗濯・掃除など)を提供する仕事が行えます。
また、デイサービスセンターや介護保険施設等で、介護職員としても活躍しています。
引用元:介護職員初任者研修<資格の大原>