治験とは国から新薬の承認を得るために臨床実験を行いますが、その際に新薬の効果や安全性を確認するための代行モニターです。
または治験アルバイトと呼ばれたりもします。
風邪薬や胃薬といった薬などから、サプリメントや化粧品など治験する製品は様々。
中には健康器具といった場合もあります。
治験モニターにも大きくわけて2種類あり、比較的拘束時間が短い通院するタイプと、長期間拘束される入院タイプがあります。
応募条件もある程度設けられていることがあり、全員が参加できるわけではないですが報酬はかなり高め。
中には1~2週間で数十万の報酬の場合もあります。
また、報酬以外にも社会貢献を実感できたり、自分の健康を見つめなおすキッカケになったという人もいるようです。
治験モニターは専門のサイトで募集しているため、そちらから応募する流れとなります。
所要時間 | 1日~数ヶ月 |
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目安日給 | 数万円~数十万円 |
必要なスキル | スキルは必要ないが応募条件が設けられている |
勤務地 | 自宅、または指定された医療機関 |
目次
治験モニターのメリットデメリット
そのため、副業の人はもちろん、お金に困った人達が応募することも少なくありません。
また、治験モニターはある程度生活のリズムを指定されることが多いため、自然と規則正しい生活を送ることになります。
健康への意識が高めることも治験モニターのメリットと言えます。
また、応募するためには治験モニターの応募条件を満たさなければいけないため、全てに誰もが応募できるわけではありません。
医療機関の治験のため安全性は確保されていますが、副作用も無いとは言い切れない部分があることも事実です。
治験モニターを経験した人の評判や口コミ
薬などの治験は副作用が怖くてできなかったですが、パッチテストくらいであれば大丈夫だと思ったので応募しました。
報酬は3日の約6時間で1万円(交通費込み)です。おかげさまで良いお小遣い稼ぎになりました。
治験モニターでよくある疑問
女性でも受けられる?
男性だけでなく女性のモニターを募集している案件もあります。
特に女性の方は中年(40歳以上)の募集案件が多くなっている傾向があります。
募集詳細を確認し、当てはまっているのであれば問題なく応募できます。
高校生・大学生・未成年でも受けられる?
そういった案件があれば可能かもしれませんが、案件の多くは20歳以上となっていることが殆どです。
その場合、大学生であっても20歳以上であれば応募できることになります。
また、登録自体も未成年は受け付けていないところも多いです。
報酬を貰うまでの主な流れ
- 事前検診
- 当日検診
- 入院
- 謝礼を貰う
事前検診
応募したらまずは入院施設で事前検診と呼ばれる検査を行います。
イメージとしては健康診断のような形で、この事前検診で問題があった場合は実施することが難しくなります。
また、事前検査の段階でも謝礼を貰うことが可能です。
当日検診
事前検診を突破しても最終関門である当日検診で数値が悪ければ不合格となります。
不合格になった場合、当日検診まででも謝礼はもらうことも可能ですが、やはり入院した場合と比べると謝礼金に大きな差が出てきます。
入院
実際に入院が始まってもこれと言って難しいことをすることはありません。
メインは採血となりますが、多い場合1日10回採血をとられることもあるため、注射が苦手な人は難しいかもしれません。
ただし、それ以外では自由時間が多く、ゲームや読書、散歩や外出も許可されることもあります。
謝礼を貰う
謝礼は基本的に治験終了後に手渡しでもらえることが多いです。
もちろん、治験センターの規則によっては振込になることもあるので気になる場合は事前に確認しておきましょう。
治験モニターに登録できるサイト一覧
JCVN
10年以上の実績がある老舗治験ボランティア。薬だけでなく健康食品や化粧品など幅広く案件を扱っています。
▶報酬高めの案件を希望の方
▶健康食品などのモニター案件を希望の方
クリニカルボランティアサポート
美容・健康・臨床モニターの募集をしている会社。日本各所で募集を行っているため地方在住の方でも応募可能です。
▶詳しく見る
自分の場合はとくに副作用も無く終了。治験している期間はけっこう時間を持て余すので時間潰しが大変です。
1週間ほど入院しましたが、報酬は10万円ほど貰えました。大学生や時間のある方におすすめのアルバイトだと思います。