ワイン投資は取引所などを使わずに売り手と買い手が直接する取引です。
生産されてすぐのワインを購入し、数年後に価格が上昇した際に売却するという仕組みで、基本的な考え方は株式投資・FX・仮想通貨などと同じ。
ただし、取引するのはワインなので同じ商品は二度と手に入らないことが特徴となっています。
運よく当たり年のワインを所有できれば大きな利益を得られる可能性があります。
ワインは生産量が制限されているため、年々その商品は減ってきており、時間が経つほどワインの価値が上がる可能性を秘めています。
中には100万円を超える値がついたものも。
そのため、短期的な投資ではなく、長期的に見る必要があります。
日本ではまだ馴染みが薄いですが、欧州では以前から行われている資産運用です。
副業として行うことももちろん可能ですが、ワインを保管しておく場所も必要だったりと色々とハードルが高い投資となっています。
株などと違い現物が手元に残るため、仮に価値が下がったとしてもワイン好きな人であれば自分で飲むといったことで楽しむ人もいます。
必要なもの | 投資資金・ワインの保管場所 |
---|---|
必要なスキル | 特になし |
行うこと | ワインの売買 |
収入 | 値上がり益 |
副業でワイン投資を行うメリットデメリット
メリット
ワイン投資のメリットは何といっても「実物投資」であることが挙げられます。株式など、ものによってはそのものの価値がゼロになってしまう投資話も中にはありますが、ワインの場合はそうではありません。
どれだけ価値が下がったとしても商品そのものは手元に残るわけですし、価値がゼロになることはまずないというわけです。
また、この投資は一度保管場所が確保できれば、管理の手間がほとんどかかりません。
投資する商品を購入して後は価値が上がるまで熟成させる、専門的な投資の知識も必要ないのでまさに副業には打ってつけというわけです。
長期的なスパンでみて、お酒の価値は下がりにくく、同時に有名な銘柄のものであれば熟成によって価値は格段に上がりやすくなっていきます。
資産運用を株式や不動産に投資するばかりではなく、ワインという形で分散させることで賢く稼ぐことが出来ます。
デメリット
ワイン投資にはデメリットとなる点も存在しています。それが短期的な投資には不向きだという点です。お酒は10年単位で熟成させることでその価値が上がっていきます。つまり、数か月、数年単位の短いスパンで投資の結果を得たいという人には不向きになる方法です。
この他、この投資は経済や投資などの知識は必要ありませんが、その分ワインについての知識が必要になっていきます。
どの銘柄が人気なのか、どの商品が値上がりの可能性があるのか?その目利きが重要となってくるため、全くの素人が手を出そうとしても失敗してしまうリスクが高くなるわけです。
ワイン投資に挑戦する際にはある程度長期的なスパンを目安に、最低限の知識を身に着けてから行動に移すようにしましょう。たったこれだけの事でも、投資の成功率を格段にアップしていく事が出来ます。
また、長期間ワインを保管する必要があるため、その保管場所が必要となることもデメリットの1つです。
ワイン投資の関連サイト
■ベリー・ブラザーズ&ラッド
ワイン業界の専門家にワイン投資の相談ができる。厳しい指針を持ってアドバイスしてもらえます。
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