一般生活レベルで外国語が話せる人におすすめの副業が翻訳です。
翻訳とは他の国の言葉で書かれた文を日本語に訳したり、日本語で書かれた文章を外国語に訳したりする仕事です。
目の前で話している人の言葉を日本語に訳す人は通訳ですが、翻訳は外国の言葉で書かれた本を日本語にしたりします。
翻訳はアプリなどの機械でもできるのですが、例えば本や学術書などの場合には、ただ単語を訳すだけでは意味が通じない文章になってしまうことが多々あります。なので、単語をそのまま直訳するのではなく、意味がしっかりと通じる、ニュアンスも含めて意味が通るように文章をまとめていく能力も必要になります。
英語はもちろん、中国語・韓国語などに対応し、「実務翻訳」「出版翻訳」「映像翻訳」といった種類の翻訳をこなします。英検1級以上など高い語学力が必要です。
翻訳の副業に興味がある方は求人サイトや斡旋サイトに登録してみましょう。
また、クラウドソーシングなどでも翻訳を必要する案件などがある場合もあります。
報酬相場 | 1件あたり数千円~数万円 |
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所要時間 | 案件による |
必要な資格 | 英検1級以上・TOEIC860以上など |
行うこと | 様々な分野での翻訳作業 |
翻訳の副業のメリットデメリット
・翻訳家には特に資格や免許が必要でないこと
・出来高制なのでたくさんやればどんどん稼ぐことが出来ること
・在宅ワークが可能であること
特に出産して間もないママなど「在宅で何か稼げる仕事はないか」と考えている人にはうってつけです。英語や中国語など得意とする言語があれば、家で子供をみつつ家事もしながら自分のペースで出来る可能性もあります。
企業に売り込むなどが必要ですが、現在はクラウドサービスなどを使えば仲介をしてくれますので、仕事も探しやすいでしょう。スペイン語やポーランド語など、珍しい言語ができるのであれば、仕事もみつかりやすいかもしれません。
また、高い翻訳のスキルが必要とする案件であればその分報酬単価も上がります。
・高い語学力があることを証明出来ないと仕事がなかなか来ないこと
・収入が安定しにくいこと
・スケジュールなどの自己管理が必要なこと
英語であればトイックやトイフルの結果を示せばある程度の基準はわかってもらえますが、珍しい言語であればそれはむつかしいでしょう。また、自分で営業する必要があることもあり、収入も安定するのはむつかしくなります。
また、手あたり次第に案件を引き受けてしまうと納期に間に合わないという案件が出てくることもあります。在宅で仕事ができるからといって、スムーズにいくわけではありません。むしろ「家事や育児が気になって仕事に中々集中できない」ということもあるのです。
安定的に仕事をくれる先を見つけつつ、自分でスケジュールの管理をしっかりする必要があります。
副業としての翻訳の相場額や月収
以下はクラウドソーシングなどで募集されていた翻訳の副業内容と相場額の一例です。
記事の翻訳 | 2,000円~6,000円 |
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説明書の翻訳 | 8,000円~10,000円 |
CM動画の翻訳 | 4,000円~8,000円 |
インタビューの文字起こし | 10,000円~20,000円 |
海外ショップへの問合せ代行 | 10,000円~100,000円 |
あくまで一例なので、案件によって大きく異なります。
気になる方はクラウドソーシングサイトで現在募集中の翻訳案件をチェックしてみてください。
月収を気にしている方もいますが、副業は基本成果報酬なので案件をこなした分だけ報酬を得られることになります。
上記の一例にある案件を週一でこなしたとすると、月収は約4倍くらいと考えるといいかもしれません。
在宅でできる翻訳の副業を探せるサイト
Indeed (インディード)
求人専門の検索エンジン。「翻訳 バイト」といったキーワードで検索すると募集中の案件が表示されます。
▶インディード
クラウドワークス
クラウドソーシングサイトの中でもトップクラスの知名度を誇るサービス。翻訳のカテゴリに絞って検索可能です。
▶クラウドワークス
ココナラ
自分のスキルを販売できるサイト。案件に応募する形ではなく「翻訳します」というスキルを販売すること形になります。
▶ココナラ
翻訳の副業も確定申告は必要?
もちろん本業とは別に年間20万以上の雑所得がある人は確定申告をしなければいけません。
翻訳の副業をする上ではあまり経費が掛からないことが予想されるので、稼いだ金額がそのまま利益になる人も少なくないと思います。
申告しなかった場合、無申告加算税や延滞税といったペナルティが発生してくるため注意しましょう。